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木材に関する質問にお答えするページです。
(今後、追加していく予定です)

【質問】木の家って、なにがいいの?

1)温かい

寒い日に、ひやっとする合板のフローリングやクッションフロアの床を歩くのはつらいですよね。
でも、無垢の木の床には自然の温もりがあるんです。
木材自体に断熱性があるので温かさを感じることがわかっています。
合板のフローリングやクッションフロアの床に触れると、体温が皮膚の表面から床の方にどんどん逃げていくので冷たく感じます。
それに対して木材は熱を伝えにくい空気の層がたくさんあるので、木の床に触れたときに皮膚から熱が逃げにくく、触れた部分の温度がゆっくり上昇して温かさを感じます。

2)目にやさしい

木材は、目にダメージを与える有害な紫外線を吸収して、ほとんど反射しません。
また最近は、青い光が目の疲れや睡眠障害の原因になるとのことで、ブルーライトカットのメガネが人気ですが、木は青色の光を多く吸収してくれます。
さらに、木は赤色の光を多く反射してくれるので、木を取り入れた部屋は温かみを感じます。
強い光が当たっても、木の表面の細かな凹凸が光りを散乱して、まぶしすぎないようにしてくれます。

3)リラックスできる

木の香りを吸い込んだ時の脳波の変化を調べた実験では、木の香りには鎮静効果がある、つまりリラックスした状態を作り出してくれることがわかっています。
また、木やガラスなどの物体を触った時の血圧を測った実験では、ガラスに触れたときは血圧が上昇するのに対して、木に触れたときには血圧が下がり、安らいだ状態になることもわかりました。
無垢の木に優しい印象を受けるのは、そのためだったんですね。
住まいに木を取り入れて、家族が笑顔になれるステキな空間をつくりたいですね。

4)音がいい

今でも多くの音楽ホールの内装には、木が選ばれています。
例えば「東京オペラシティコンサートホール」には、振動体・共鳴体として天然木がふんだんに使用されています。
それは、木を使うことで楽器の音がきれいに響き、引き締まった低温を感じることができるからだそうです。
天然木で囲まれたホールは、まるで一つの大きな楽器のようですね。
木は、音を吸収してまるやかに響かせ、人が心地よく感じる範囲に調整するという特性があります。
また、木を使った建物は音を適度に反射するので明瞭になり、聞き取りやすいといわれています。

5)ダニを抑える

木の家は、ダニを減少させ、繁殖を抑えることがわかっています。
木材は、湿気がたまりやすいコンクリートと違い、湿度を低く調整してダニが繁殖しにくい環境をつくります。
木の香りは人間には心地よいものですが、香りの元である木に含まれる油分には防虫効果があり、ダニの繁殖を抑えてくれます。
床材を無垢の木にするだけでも効果が期待できますので、まずは床からリフォームするのも良いかもしれませんね。
 

【質問】木の家って、火事に弱いんじゃないの?

木はゆっくり燃える

太い薪をイメージしてください。火を点けようとしても、なかなか点きません。
例えば「木の厚板を燃やすと、燃え切るのにどのくらい時間がかかるか」という実験結果があります。厚さ30ミリと24ミリの杉板を張り合わせて54ミリの壁をつくり、隣の家、隣の部屋が家事になったという設定でした。
木材の着火温度は240度。10分経つと発火点は700度くらいになりますが、反対側の面に変化はありません。
15分後には800度。でも変化はありません。
反対側になら近づくこともできます。それだけ木材の熱伝導率は低いのです。たとえ燃えても、すぐに炎が広がることはありません。
杉は1分間に約1ミリの速度で燃え抜けます。ちなみに桧は0.63ミリです。
 

【質問】木の家って、地震に弱いんじゃないの?

本当に地震に強い木の家

地震の被害は、地盤の良し悪しで差が付きます。地盤は必ず地盤調査をしてください。
いくら強い家をつくっても、基礎工事が安易なら、地震には弱いです。
1992年の釧路沖地震では、震度が大きかったのに木造住宅の被害は少なかったのです。基礎がしっかりしていたからでした。地中深く入った鉄筋コンクリートの基礎が市民を守りました。
さらに、屋根に積もる雪を計算して、屋根材は軽いものが使われていたことも良かったのです。重心が低いほど安定します。耐震性を考えて設計すれば、木造の家は地震に強いのです。
 

【質問】木の家って、値段が高いんじゃないの?

実は安い

かつて「檜普請」「栂普請」といって、国産材は高級住宅の代名詞でした。
しかし、現在では、住宅の工法も変わり、値段も変わりました。木をふんだんに使った家は、いかにもお金がかかりそうですが、実はそうではありません。建築費に占める木材の割合は、一般的には全体の20%以下。
何が住宅の価格を上げるのかといえば、人件費と設備機器です。設備機器は時代とともに古くなりますが、木材は時間とともに味わいを増していきますよ。
「建物の何にお金を使うのか」。これが決まれば住宅の価格をコントロールする道筋が見えてきますね。