神奈川県木連第６８回総会開催のご報告

５月２３日（木）新横浜国際ホテルに於きまして、神奈川県木材業協同組合連合会第６８回通常総会を開催いたしました。

川口副会長の開会宣言で幕を開け、最初に吉川会長から「森林環境譲与税が導入され、国が木材を使うことを奨励している。『植えて、育てて、伐る』から『伐って、使って、植えて、育てる』になった。これからが我々の出番であるので頑張りましょう」という挨拶がありました。

続いて吉川会長が議長に就き、議案審議に入りました。

第１号議案・２号議案では、栗林副会長から平成３０年度の事業報告、事務局から決算報告、剰余金処分案の説明、徳増監事による監査報告があり、議案通り承認されました。

第３号議案・４号議案・５号議案では、友野副会長から令和元年度の事業計画、予算、賦課金等の説明があり、すべて議案通り承認されました。

第６号議案は役員改選です。

まず理事候補者案が事務局より示され、それが承認された後、選考委員による選考委員会が別室にて開催され、見上選考委員長から、会長・副会長・監事候補者が発表され、満場一致で承認されました。

会長は吉川芳郎氏が再任、副会長は友野義之氏、栗林一郎氏、川口義一氏、安藤哲史氏、乙訓博道氏、寺田　肇氏、土屋富久氏、監事は徳増和昌氏、鈴木康之氏がそれぞれ選任されました。

議案審議終了後は、吉川会長から「大間のマグロとまではいかないが、木材も適材寸法を運用することで付加価値を上げられると思う。引き続き木の良さをわかっていただく努力をしていきたい」という２期目の挨拶がありました。

引き続いて来賓のご挨拶です。

今回は神奈川県森林再生課の十鳥リーダー、林野庁関東森林管理局の清水署長、（株）横浜連合木材本多社長にお話をいただきました。

ありがとうございました。

続いて、功労者表彰が執り行われました。

今年の永年功労表彰者は、横浜中央木材同友会の宮川洋一様（（株）ミヤックス社長）、退団体長は、鶴見木材業協同組合の鈴木孝幸様、伊勢原木材業協同組合の植田　優様でした。

鈴木さんは永年務めていた横浜木材業協同組合の理事長も今回退任して、横木協の相談役になることになりました。

皆様、お疲れ様でした。

これからもますますご健勝であられますことを祈念いたします。

最後に安藤副会長の閉会宣言があり、総会は無事終了いたしました。

会場をとなりに移して懇親会が行なわれました。

川口副会長の開会挨拶に続き、神奈川県建築士事務所協会の大和田副会長様に乾杯のご発声をいただき宴がスタートしました。

今回は、宴会中のアトラクションとして、前年度に神奈川県木連で製作しましたJAS構造材を一般の皆様に紹介するためのDVDをご覧になっていただきました、また県木連公式ホームページの可能性について（株）ハウスコンパスの吉田さんからプレゼンしてもらいました。

宴もたけなわになったころ、県木連会員でもある小此木八郎衆議院議員が駆けつけ、ご挨拶をしていただき、また宴会にも参加して皆様と交流していただきました。

小此木八郎氏は、神奈川県木連初代会長の小此木歌治氏のお孫さんということで、神奈川県木連とは強い絆で結ばれています。

お忙しい中、ありがとうございました。

その後、各テーブルでは、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、お互いの近況報告や、今後の組合活動の取り組みなどについて議論が白熱し、大いに盛り上がりました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、中締めの時間となりました。中締めは、今回の総会にて副会長を退任されることになりました鈴木副会長です。

県木連の総会懇親会の中締めは最後になるということで、渾身の力をこめた関東一本締めがとりおこなわれ、お開きとなりました。

(県木連事務局　鈴木宏幸)